トレードをする上で、資金管理(マネー・マネジメント)を行うことは極めて重要です。それではあなたが取引をするときに、資金を投下する極度額はどれくらいなら安全と呼べるのでしょうか。
ここで統計学におけるマネー・マネジメントのひとつの指標として破産率と呼ばれるものがあります。
PR = ( 1 - TA / 1 + TA ) I U
PR:破産率 ( Probability of eventual Ruin )
TA:取引有利性(勝率−敗率) ( Trading Advantage )
IU:一回あたりの取引額 (ここでは、損失額を指す) ( Initial Trading Unit )
一回あたりの利益並びに損失額が全く同じで、且つ取引有利性が今後とも継続し、無限回の取引を行う仮定のもとで、あなたが破産する可能性を計算することができます。
「初心者のための先物デイトレード」のシステムでは、1日で1回の取引を必ず終える前提であること、かつ損切を必ず行うことにより一回当たり損失額が極大にならないことから、この理論を比較的適用しやすいものと考えております。
上式から計算すると、例えば勝率60%と仮定した場合、
・資金 50万円 1回あたり利益/損失額 5万円 の場合、破産の確率 1.7%
・資金 50万円 1回あたり利益/損失額10万円 の場合、破産の確率13.2%
となります。
当然ながら、月によって勝率には変動が生じますので、1日あたり1〜3万円程度の損失に抑えて取引を行う必要があると考えられます。
いずれにしても、ある程度の余裕をもった上で、取引に臨むと良いでしょう。